マーケティング(第4回)

(5/9分です)GW明けのマーケティングの授業です。GW前に宿題が出ておりまして。

1枚目
2枚目
3枚目

これを読んで、
①駒沢さんはどういう人?
②駒沢さんの置かれている立場、現状を整理してください。
③何故、駒沢さんは悩んでいるのでしょうか?
④駒沢さんは今後どのような行動をとったら良いでしょうか?その理由を明示して、提案してください。

というもの。これをみんなレポートに書いてきて、それで発表するという授業でした。私も書いて最後発表しましたよ。
①ですけど、書いてある通りではあるんですけど、当たり前のことですが同じ文章を読んでも、どういう風に捉えるか、何を重要視するのかって人それぞれなんだなぁって感じましたね、みんなの発表を聞いていて。

①入社7年目で大学院の博士号を取得している。よって30代半ばくらい。専門知識・スキルには自信がある。周囲の同僚も努力を認められている。専門分野は液晶のデバイス基礎技術の開発。徹夜も苦にならないくらい仕事熱心。会社では最新の実験器具で研究ができる状態。妻子持ち。

文章の事実だけ述べるとこんなところでしょうか。

学生の方であがった意見として、
・あまり社内で会話・交流をしていなかった方で独りよがりの研究をしていたのではないのか。
・「よくがんばるね」と声をかけられて冷やかされてるから、実は嫌われているのではないか
という意見まで上がっていた。これらは推測の領域ではあるけど、ちゃんと文章からしっかり想像できているのがすごいなぁって感心して聞いていました。19・20歳の方達ですからね。しっかり考える能力はあるなぁって。

②会議の場で製品開発プロジェクトの発表をしたが、会議の場では受け入れられなかった。製品自体は回路ロジックも完璧で、安定作動するもの。液晶の解像度が従来のものに比べ2倍になる。それでも、会議では否定された。上司から言われた内容は以下。
・提案に無理がある
・高品質の液晶を装備しても売れなければ意味がない
・営業担当が説明に困る
・提案されたデバイスを実装したら高額になる。
・消費者は液晶の品質を理解してくれない
別の日に液晶テレビの売り場を見る機会があり、その場で、消費者は解像度が高いものを求めていない現場に出くわす。売り場での会話が帰り道も反芻し、良い製品が売れるという考えが崩れ、デバイスは製品のほんの一部に過ぎず、色んな部署の社員があって、1つのテレビが店頭に並び、かつ売れなければ社員の生活は守れないということを改めて感じた。

こんな感じでしょうか。ここは、色々意見も上がりましたが、上記の内容から逸れることは特になかったですね。肝心の③、④です。
レポートを提出したので、書いたままではないですが、私の意見は

③会議の場で上司に自分の開発したデバイスが否定され、実際の現場で消費者にも理解されていないという現実を突きつけられた。売り場の帰りに、妻や子供の会話が入ってこなかったことから、会社で今後どういう方向で開発を進め、上司や消費者にどうやって受け入れられていくのかの解決策が自分の中で見いだせていないから。

こんな感じです。学生さんは、上司に否定され、消費者にも理解されなかったで止まっていたのですが、結局解決策が見えていないというのが一番の悩みの種なんじゃないかというのが私の意見です。これエンジニアあるあるな気はするんですよね。自分で最高のものができたと思っても、営業さんや顧客目線だと、全然使えないよと。前職の時の最初はそういうのが多かった気がします。後半になって、営業さんを入れて会議したり、前もってニーズを聞き出したりという機会が増えて改善されていきましたけどね。

最後の④です。これは本当に色々意見がありました。私は
④会議で初めて会社にお披露目するのではなく、会議の前に意思決定者やキーパーソンになる人に事前に相談に行って、どういうものを開発するのかを話しておく。
また、テレビというただ「見る」という商品では、やはり解像度はある一定のもの以上は消費者は理解しにくい。解像度がより求められる、テレビ以外の分野。例えば、「IoTなどの画像解析するもの」「医療分野に関するもの」「宇宙分野に関するもの」をターゲットにすれば、その解像度を突き詰めていく研究が役立つと思う。

こんな意見を述べました。学生さんの意見では色々ありましたが、
・もっと社内でコミュニケーションを取るべき
・もっといい商品を作るよう努めるべき
など色々あがってました。

さて、発表した意見を聞いた上で、先生はまとめていました。そのまとめた後言ったのは「てか、これって駒沢さんが悪いの?だって、自分の与えられた任務を遂行して、解像度2倍のもの作ったんだよ?確かに社内コミュニケーションが取れていなかった部分もあるから、改善すべき点はあると思うけど、上司はなぜこの研究内容を把握していなかったの?駒沢さんからしたら、会議の場でいきなり言われてもムカつくよねぇ」と。

おっしゃる通りですね。会社側にもずいぶん問題があると思います。上司が駒沢さんの目標管理がしっかりできていなかった。それは上司に落ち度は随分あると思います。これはマネジメント側の話になるとは思いますが。

あと、私が駒沢さんの研究を違う分野に生かすべきって言った意見に関しては、それは駒沢さんが考えるべき問題じゃなくて、会社が決める問題だと指摘を食らいました。そりゃそうでした。一研究者ですからね。会社の研究の方向性は会社のもっと上層部が決めるべき問題です。

とまぁ、こんな感じの授業の内容でした。色々自分の意見を言う場というのは楽しいですね。正しい、間違っているとは関係なく思った意見を言う場は大事です。別に意見が違って仮に対立しても、その人と仲が悪くなるわけではないですし。学生さんも堂々と発表していたので、それだけですごいなぁって。若い子たちには負けてられません。楽しかったです。

そんな感じです。では、さようなら。

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